インタビュー
- HOME
- インタビュー
歯をできるだけ残すために、気付いたときから予防を
近年、虫歯・歯周病予防を行い、天然の歯を長く保とうという気運が高まっています。予防はどの年齢の方にも大事ですが、ご高齢の方には特に定期的に歯科医院に通っていただきたいと考えています。その理由は、歯がなくなってしまうと、入れ歯を入れるのも難しくなってしまうからです。
中でも、下顎の場合は歯が一本でもあった方が、入れ歯が安定します。上顎は口蓋に貼り付けるようにして装着するため、歯がなくても下顎ほどは困りません。予防に遅すぎるということはありませんので、歯をできるだけ残すためにも、はしば歯科医院へお越しください。
長く来ていただいている患者さまが多いことが、やりがいにつながっています。
私は1996年から当院の院長を務めておりますが、中には昔から来ていただいている患者さまが多くいらっしゃいます。そのように、患者さまと信頼関係を築けていることがありがたいですね。今後も地域の皆さまに足をお運びいただけるよう、日々精進を重ねていきたいと思っています。
良いことだけでなく、リスクやデメリットなども念入りに説明します。
診断の際は症状の説明、原因、治療方法などについてしっかりとお話しします。また、根管治療や入れ歯治療などは、特に念入りにご説明しています。なぜならば、治療後に注意が必要な点があるため、それをご理解・ご了承いただく必要があるからです。メリットなど良いことだけを伝えるのではなく、デメリットやリスクといったこともしっかり伝え、お互いの理解の上で治療を進めるようにしています。
治療の選択肢を押しつけないことをいつも心に留めています。
患者さまと接するときは、治療の選択肢を患者さまに押しつけないよう気を付けています。私がこの治療方法が良いと思っても、患者さまがそう思っていなければ、それは患者さまが望む治療とは言えないからです。患者さまに落ち着いて治療を受けていただくためにも、なるべくご希望に添った治療計画を立てることを心がけています。
リスクを減らすため、既往歴と内服薬の種類を確認しています。
ご高齢の患者さまがお越しになった場合は、既往歴と内服薬の種類の確認を行っています。全身疾患があれば、医師に相談しながら歯科治療を進めた方が良く、薬の種類によっては内服後に麻酔を行わない方が良いものがあるためです。極力リスクを排除した治療を受けていただきたいと思い、診療にあたっています。